介護送迎ドライバーは将来性がある

介護送迎ドライバーの将来性

近年、デイサービスの需要は高まり続けています。介護保険制度が開始して以降、事業所の数は約4倍に増えました。それに伴い利用者の数も伸び続けています。2013年の時点でデイサービスの数は約4万、利用者の数は約173万人です。介護保険利用者の1/3はデイサービスを利用している計算になり、その数は今後も増えていくことが予想されます。年々高齢化は進み、2025年には人口の約3割、2060年には4割が高齢者になります。このことから、デイサービスに勤務する介護送迎ドライバーの需要も間違いなく高まっていきます。デイサービスなどの通所介護施設は送迎サービスが必須なので、将来性があるといえるでしょう。

求人を探す際のポイント

まず、ドライバーとして送迎ルートを把握しておかなければならないので、自宅の近所にある求人は狙い目です。送迎ルートをわざわざ覚える必要がなく、通勤も楽なためです。介護資格を持っていない人は介護職員が添乗してくれる職場を選んでください。介護送迎ドライバーの求人の中には、一人だけで送迎業務を行うものもあります。その場合は介護資格が必須となります。
また、保険に加入しているかどうかも重要です。車を運転する仕事のため、必ず事故のリスクが伴います。事業所として保険に加入しているかどうかを確認してください。

求人を探す方法

求人を探す方法はいくつかあります。新聞の折り込み広告や求人誌などで探すのもいいでしょう。折り込み広告や求人誌は近所の求人を見つけやすいというメリットがあります。ただし、自力で念入りに求人を探す手間があります。効率的に求人を探したいのであれば、介護業界に特化した求人サイトや転職サイトを使いましょう。条件を伝えるだけで、希望に合う求人を紹介してくれます。また、転職エージェントは面接対策や条件交渉の代行などもしてくれるため、転職活動にかかる手間を一気に省けます。加えて、好条件の非公開求人を紹介してもらえる可能性もあります。
これらのサービスは複数登録しておくことをおすすめします。複数登録することで、条件を比較検討しながら転職活動を進められます。また、「イメージしていた仕事と違った」というミスマッチを防ぐためにも、可能な限り多くの情報を集めるようにしてください。気になる求人があった際には必ず職場見学をしましょう。転職先のイメージがあやふやなまま転職してしまうとミスマッチが起きます。不明点がある場合は面接時に確認しておきましょう。