介護送迎ドライバーとして採用されるには

志望動機作成の基本

まず、志望動機を書く際には「最初に結論を書く」「起承転結を付ける」「これまでの経験を盛り込む」の3点を意識してください。冒頭で「～という理由から介護送迎ドライバーを志望します」と宣言した後に、具体的な内容をまとめていくのです。これは、採用側は志望動機の最初の部分に注目する傾向があるためです。結論が先に見えていることで、その後もスムーズに内容を読んでもらえます。具体的な経験を挙げつつ起承転結を意識することで文章全体がまとまり、好印象を与えられます。過去の経験については複数ピックアップするのではなく、1つに絞って深く掘り下げましょう。また、過去の経験と自分の強みをリンクさせるような内容にするとより効果的です。

介護業界・ドライバーの経験あり

介護施設で働いたことがある場合は、介護業界に対する理解度をアピールしましょう。「以前、○○という施設で高齢者の身の回りのお世話を担当していました。非常にやりがいを感じる仕事であり、この経験を介護送迎ドライバーとしても活かせると考え、志望いたしました」といったように、これまでの経験を活かせることをアピールしてください。
また、タクシードライバーの経験がある人は介護送迎ドライバーの仕事と重なる部分が多いので積極的にアピールしていきましょう。「タクシー業界で○○年勤務してきて、お客様から感謝の言葉をいただく瞬間が何よりのやりがいでした。特に、高齢者の方を送迎した際にはたくさんの感謝の言葉をいただきました。今後は、タクシードライバーとしての経験やスキルを活かし、介護業界で活躍していきたいと考えています」といったように、ドライバーとしての経験を前面に出してください。

未経験でも大丈夫

未経験者でも、過去の経験を活かした志望動機を書くことは可能です。例えば、家族がデイサービスを利用していた場合、その経験を志望動機に盛り込みましょう。「以前、母がデイサービスを利用していました。毎回、送迎スタッフの方が優しく対応してくれました。母は認知症だったため徘徊することもあったのですが、いつも丁寧にサポートをしてくれ、その姿に感動を覚えました。今後は、私や母のように困っている人々を助ける存在として活躍していきたいと考えています」といったように、過去の経験を土台に作成してください。

オリジナルの志望動機を

上記の例文以外にも、接客業の経験がある人は仕事で培ったコミュニケーションスキルをアピールできます。介護職は高齢者とのコミュニケーションが必須なので、コミュニケーションスキルが大いに活きます。ここで紹介した内容を基に、オリジナルの志望動機を作成してください。また、以下に志望動機のポイントをより細かく解説しているサイトを紹介しますので、参考にしてください。